聞き取り 2005.1128 三尾漁協 村尾組合長

三尾一帯、海底で、アラメを中心とした海藻の磯やけが続いている.

海底に細かい泥がたまって、波立つと浮遊して、海がにごる

この泥が岩面を覆い、海藻の胞子の付着を阻む。

この泥は、日高川からきたもの 日高川から泥がこないように県に要求している

日高川の南の御坊沖では、アラメ場があり磯やけがしていない 

平成元年には、採貝(サザエ、アワビ)の水揚げは、1億4400万円であったが、今年は、600万円

昭和57年から小貝の放流や、漁の時間の規制、をして資源の保全を図ってきたが藻場がなくなり効果もない



日高川から流れ出る泥 北の三尾方面に流れていく  1995年7月8日  7月1日雨、7月2日小雨


上記と同じ


日高川より南の野島沖 実験礁を沈めて、4年目(2004年)アラメ中心の藻場ができる


日高川より北の三尾沖 実験礁を沈めて、4年目アラメは生えてこない。



かつての三尾沖のアラメ藻場(1992年)。今は、藻場は消失。


三尾沖 フタツバイの藻場(1990年)


1994年 三尾沖 投石した石の表面 さわると泥が舞い上がる


上記と同様