プラネタリウム投影機 MS-10 本機

  和歌山市立こども科学館のプラネタリウム投影機は、コニカ・ミノルタプラネタリウム製のMS10-AT型で、1981年の開館から活躍しています。MS10型は、10メートルクラスのドームに肉眼で見える6等星まで約6000個の星を映せます。MS10型は、1966年から1994年まで57台生産された機械で、当館のものは20号機です。また、当館の機種は、自動投影対応のMS10としては最初の機械です。MS10型は、2005年現在日本で41台、アメリカで5台活躍しています。

2006年12月......ぎょしゃ座が合わない!

 北側の恒星球 たこの吸盤のような所の穴の中にはレンズが入っていて、中心にある500ワットの電球の光をドームに投影して星空を作ります。左にくっついている小さな黒い筒は星座絵投影機です。
恒星原板 金属の板に小さな穴があけられています。小さなレンズはマメコンです。1等星をより明るく投影するために、この2mmほどのレンズで集光しています。この原板はふたご座からかに座あたりのエリアで、マメコンはポルックスに付けられています。また中央下よりにあるぶつぶつは、プレセペ星団です。

恒星原版がずれると星座が合わなくなります。

ブライトスター投影機 特に明るい星はこのような別の投影機で映します。シリウス,カノープス,リゲルの3本あります。
南側の恒星球..星を映すところ。 筒状のものは天の川投影機です。天の川投影機は北側にもついています。
 北側の惑星棚
 月投影機 矢印のシャフトが回ると、歯車がうごき、月の位置変化や満ち欠けが再現されます。
 月投影機です。
 南側の惑星棚
 南側の惑星棚の一部 矢印は木星投影機で、惑星はこのように2本の投影機が平行についています。 2本あるのは、前の鉄棒で光が遮られたり、球切れで写らなくなったりすることをさけるためです。
 水星投影機 水星の動きを再現するために複雑に歯車が組み合わされています。矢印は年周のドライブシャフトで、モーターでこのシャフトが回り、歯車を介して投影機が動きます。
 変光星投影機 南半球についていて、主にくじら座のミラを映します。モーター仕掛けて明るさが変わるのですが、ミラは330日ほどかけて明るくなったり暗くなったりしますが、この投影機は数秒で明るさが変化します。

 オレンジに光っているのは昼光投影機 中央の青紫はブルーライト投影機。 昼光は、日の入り前の空の明かりを映します。

ブルーライトは星空の薄明かりを映すもので、夕暮れや明け方、月明かり、人工の街明かりなど演出します。

 魚眼レンズがついているのは全天投影機です。
 パノラマ投影機 本機の下側に丸い穴が4つずつ12組あります。これは周囲に景色などを映すところです。
 パノラマ投影機の内部 150ワットのスライド映写機が並んでいます。
 増設ポインター ポインターは星などを示す矢印です。当初は20個しかなかったのですが、これは増設したものです。
 ポインターB列 ポインターは矢印などを映すものです。スイッチによって左のものから順番に切り替わります。
 S40スライド映写機 スライドを入れて星座にあわせて映したりします。主に星座絵と星座の線を映します。
 スライド映写機 本機の中においているもので、自動投影で使います。