プラネタリウムの星座絵制作

プラネタリウムで星座絵や星を結ぶ線、文字などを映すにはスライドを作ります。

  このように、白い紙に黒い文字で書いたり、黒い線で描いた絵を撮影します。
  使うフィルムは、特殊中の特殊。

モノクロフィルムですが、プラネタリウムに使うものは、現像すると真っ黒と透明になるような特殊なフィルムです。

 

     
  和歌山市立こども科学館で使っているのは、印刷の製版用フィルムで、コニカのCS100E。コニカというフィルムメーカーはすでにコニカ・ミノルタとして合併。その後コニカ・ミノルタはカメラから撤退しています。ちなみにこのCS100Eの期限は1990年4月です。

冷蔵庫で保存しているので、まだ使えます。

大きなサイズですので、はさみで切って、1枚ずつカメラの後ろにはりつけます。

     
  撮影したフィルムは、暗室で現像します。
     
  現像液は、これも特殊。

30リットル用を確保しています。

     
  現像タンクに入れた現像液にフィルムを入れて、待つこと1分あまり。

このタイプのフィルムは赤い電灯下で現像できるので、暗室電球のもとで現像の出ぐあいを見ています。

     
  左の流しにあるビーカーに入った水で洗ってから、現像タンクの左にある小さなビーカーに入れた定着液の中へ。

定着液は、まだ売っています。

赤いふたの容器は、溶いた現像液を入れたもので、2液を使用直前に混合するタイプ。

     
  定着後、水洗して乾かしているところ。
     
  乾いたら、傷など光が漏れそうな部分には、オペイクを塗る。

オペイクって、まだKodakで作っているのだろうか...........?

  オペイクが乾いたら、ゲーペのガラスマウントにはさんで完成。

      ............アナログだなあ。

 

星座の星を結ぶ線は、スクリーンに方眼を投影し、主な星をプロットしてから制作します。