ケフェウス座

   ケフェウス座は、BC6世紀のカルデアで作られたと言われ、古代ギリシャで神話に登場するケフェウス王として定着するようになった。はくちょう座,カシオペヤ座と北極星の間にあって、3〜4等星が作る細長い五角形を目印に見つけることができる。ギリシャ神話では、エチオピア王家の王様ケフェウス王で、后カシオペヤの失言が海神ポセイドンの怒りにふれ、娘アンドロメダ姫をいけにえに出さなければならなくなってしまいます。

 ケフェウス座で話題の天体は、王様のひたいのあたりにある有名な変光星ケフェウス座デルタ星で、この星が変光星であることはグッドリックが1784年に発見しました。この星は、5日8時間48分という正確な周期で4.1等星から5.2等星の間で規則正しく明るさを変えています。この規則正しい変光星は、「ケフェウス座デルタ型変光星」の代表で、後にさまざまな天体の距離を知る手がかりとなった重要な星です。アンドロメダ大星雲の距離が230万光年であることも、このような変光星の観測でわかりました。

 

ケフェウス座の主な星

  個有名 JohnsonV Johnson B-V 視差(1/1000秒) 距離(光年) スペクトル 絶対等級 太陽の何倍明るい
α Alderamin 2.492 0.257 66.84 49 A7IV-V 1.575 20
β Alfirk 3.195 -0.201 5.48 600 B2IIIv SB -3.08 1400
γ Alrai 3.334 1.031 72.5 45 K1IV 2.512 8.2
δ   4.15 0.778 3.32 980 G2Ibvar -3.32 1780
ε   4.215 0.278 38.86 84 F0IV 2.128 12
ζ   3.528 1.558 4.49 730 K1Ibv SB -3.35 1800
η   3.525 0.912 69.73 47 K0IV 2.627 7.4
θ   4.235 0.199 24.04 136 A7III 1.115 30
ι   3.621 1.053 28.27 115 K0III 0.757 41

★★★δCep. ケフェウス座δ(デルタ)星

主星:F5型 3.6〜4.3等、周期5日8時間48分で変光するケフェイド(種族T) 明るさは太陽の3000倍

伴星:B7型 6.3等

二重星 31倍の望遠鏡でもはっきり分離していて、色もわかる。黄色の明るい星と青っぽい暗い星。

変光星 ケフェウス座デルタ星は、5日8時間48分という正確な周期で4等星から5等星まで規則正しく明るさを変えています。このような規則正しい変光星では、星の明るさと周期の関係を利用してさまざまな天体の距離を知ることができます。アンドロメダ大星雲の距離が230万光年であることも、このような変光星の観測でわかりました。(ケフェウス座デルタ型変光星)  ...P26リーフレット

1784年グッドリック(1764-86)が変光を発見。5日8時間48分ごとに3.6等から4.3等に規則正しく変光する。ケフェイドの周期光度関係は1912年にリービットが発見。ケフェイドは長周期ほど明るい。北極星もケフェイドで周期4日変光幅0.1等