みなみのかんむり座

 いて座の南にある目立たない星座ですが、ギリシャ時代から認められていました。プトレマイオスは花のリースとみていましたが、古い星座では北の冠が王様のきらびやかな冠として描かれているのに対して、こちらは植物の環として描かれています。北のかんむり座のα星が「欠け皿」という意味のアルフェッカという名前に対して、こちらのα星の名は「南の欠け皿」という意味であるところがおもしろい。小さな星座ですが、最近になって中性子星が見つかったりしています。

 みなみのかんむり座は、日本では南に低くて見つけにくい星座です。4等星ぐらいの星が丸く集まっていて目立たない星座ですが、古くから認められていたようで、トレミーの48星座に含まれます。中世に「射手の冠」と呼ばれていたそうで、いて座の南側に位置します。