かんむり座

かんむり座は、星が丸く並んだ小さな星座です。

 春から夏にかけて見えますが、最も明るい星は2等星ですが、他の星はちょっぴり暗い。

 その一番明るい星はアルフェッカという個有名で、「欠け皿」という意味です。かんむり座の丸い星並びを皿に見たとき、上の方が欠けています。

 日本では「へっつい星」とか「太鼓星」、「鬼の釜」などと呼ばれていました。

 アメリカインディアンはクマの冬眠穴とみていました。

 

 ギリシャ神話では、酒の神様デュオニソスがアリアドネ姫に送った冠だとされています。

 クレタ島の地下の迷宮にはミノタウロスという頭が牛で体は人間という怪物いて、アテネの町から毎年7人の若者がいけにえに捧げられていました。ギリシャの王子テーセウスは、怪物を退治するためにいけにえの一団に加わりました。クレタ島の王女アリアドネは、テーセウスに恋心を抱き、怪物を倒すための剣と迷宮で迷わないための糸を手わたしました。
 怪物を退治したテーセウスはアリアドネを連れてアテネへ戻ろうとしました。しかし「アリアドネを妻にするとわざわいがおこる。」という神のお告げがありましたので、テーセウスはしかたなくアリアドネを途中の島に置き去りにしてアテネへ帰りました。
 アリアドネは悲しみのあまり海に身を投げようとしました。そこへ通りかかった酒の神デュオニソスは、7つの宝石で飾った冠を贈ってアリアドネをなぐさめました。
 後にアリアドネが死んでから、デュオニソスがその冠を空に投げ上げたそうです。

 


かんむり座のみつけかた

 かんむり座は、アルクトゥールスとベガの間にあります。

 アルクトゥールスとベガはともに明るいので簡単に見つけられます。

 かんむり座α星はアルクトゥールスとベガを結び、アルクトゥールスから1/3のところにあります。α星の明るさは2等星です。

 

かんむり座が真上に見える時期

3月前半 3月後半 4月前半 4月後半 5月前半 5月後半 6月前半 6月後半 7月前半 7月後半
午前5時 午前4時 午前3時 午前2時 午前1時 午前0時 午後11時 午後10時 午後9時 午後8時