つる座

つる座は、秋の宵(暗くなってしばらく、真夜中までの間)、南の空でぽつんと光る1等星フォーマルハウトの右下にあります。

つる座は新しい星座です。

15世紀のスペインの船乗りはつる座の星並びをフラミンゴと見ていたらしいが、正式に星図に登場したのは17世紀の初めで、ドイツのバイアーが作りました。つる座で明るい二つの星はどちらも2等星で、秋の澄んだ夜空に肉眼でも地平線近くに見えます。おもしろいのは色の違い。右側のα星は水色,左のβ星は赤っぽい色ですが、それぞれ12000度,3300度という表面の温度の違いによる。2星の距離はそれぞれ101光年,170光年と、フォーマルハウトよりずっと遠い。

つる座は南に低い。上は護摩壇山で写した「つる座」。下の方が切れている。

左はオーストラリアで撮影。

みなみのうお座で最も明るい星は、1等星のフォーマルハウトです。秋の宵、南の空でぽつんと光る明るい星です。

フォーマルハウトが真南に見える時刻は、10月前半で午後10時ごろ、後半で午後9時ごろです。

 
写真データ 1997年10月08日21:47:45から31分露出40mmF3.5レンズISO400カラーポジフィルム護摩壇山にて撮影