ペガスス座 Peg

 秋が深まったころ、宵の空を見上げると、真上近くにあまり明るくないが4つの星が大きな四角に並んでいるのが見えます。この四角の星並びは「秋の四辺形」とか「ペガススの四辺形」と呼ばれていて、天馬ペガススの胸から腹にあたるところです。ペガスス座ほど星並びと星座絵がぴったり合う星座は少ないので、空を見上げて星座をたどってみる価値は十分あります。ペガススの下半身は描かれていませんが、そこはアンドロメダ座とうお座の領域になっています。
 ペガススは、ギリシャ神話に登場する天馬ペガススで、ペルセウスが怪物メドゥサの首を切り落としたときに、流れ出た血から生まれ出たとされています。そしてペルセウスがいけにえにされたアンドロメダを助けるときにも一役買っているし、勇士ベレロフォンが上半身がライオンと山羊,下半身が竜で火をふく怪物キマイラを退治するときも彼を助けています。
 四辺形の北東の角の星は、現在はアンドロメダ座の星となっていますが、馬のへそという意味のアルフェラッツという名です。

  秋が深まったころ、宵の空を見上げると、真上近くにあまり明るくないが4つの星が大きな四角に並んでいるのが見えます。この四角の星並びは「秋の四辺形」とか「ペガススの四辺形」と呼ばれていて、天馬ペガススの胸から腹にあたるところです。ペガスス座ほど星並びと星座絵がぴったり合う星座は少ないので、空を見上げて星座をたどってみる価値は十分あります。星座絵にはペガススの下半身は描かれていませんが、そこはアンドロメダ座とうお座の領域になっています。
 ペガススは、ギリシャ神話に登場する天馬ペガススで、ペルセウスが怪物メドゥサの首を切り落としたときに、流れ出た血から生まれ出たとされています。そしてペルセウスがいけにえにされたアンドロメダを助けるときにも一役買っているし、勇士ベレロフォンが怪物キマイラを退治するときも彼を助けています。

 キマイラは、上半身がライオンと山羊,下半身が竜で火をふく怪物です。リュキアの国ではキマイラに荒らされて困っていました。あるとき、リュキアの王のもとへ、ベレロフォンという若者が王の養子からの手紙を届けました。手紙にはベレロフォンが勇士であると誉めてた言葉が書かれていましたが、ベレロフォンを殺してほしいという王への秘密のメッセージも書かれていました。王は、考えた末に、ベレロフォンにキマイラを退治させることにしたのです。

 ベレロフォンは、女神アテナから天馬ペガススの黄金の手綱を授かりました。ベレロフォンがピレネの井戸で水を飲んでいるペガススに手綱を見せると、ペガススは自ら寄ってきてベレロフォンを背に乗せました。空に舞い上がったベレロフォンは、空中からキマイラの口に鉛を突き入れて退治しました。
 後に、ベレロフォンはペガススに乗って天に上ろうとしました。このとき大神ゼウスは一匹のアブをおくりペガススを刺しました。ベレロフォンは、地に落ちて、足と眼をいためてしまいました。

 ペガスス座α星の固有名はマルカブで、ラクダや馬などの乗り物という意味。β星は、シェアトで、腕の上部という意味。γ星は、アルゲニブで、わき腹。ε星は、エニフで、馬の鼻です。
 四辺形の北東の角の星は、馬のへそという意味のアルフェラッツという固有名ですが、現在はアンドロメダ座α星となっています。

 胸のあたりにある51番星は、惑星を持つ星です。太陽系の外で惑星が発見された第1号がこの51番星の周りをまわる天体でした。51番星は、肉眼でやっと見えるほどの5等の黄色の星です。距離50光年にあって、太陽と同じG5型のスペクトルを示す主系列星です。本来の明るさも太陽の1.3倍と、太陽とよく似た星です。ところがここで発見された惑星は、地球と太陽の距離の1/20しか51番星から離れていないので、とても高温で生命が住める可能性は低いものです。

 M15は球状星団です。約5万光年の距離にある数万もの星の集団です。大き目の天体望遠鏡で見るととてもきれいです。

ペガスス座には、「ステファンの5つ子」という銀河のグループなどもあります。