アルゴル   ペルセウス座にある有名な変光星です。

 明るさを変える星を変光星とよびます。くじら座のミラやケフェウス座デルタ星のように星自体が明るさを変える変光星と、ペルセウス座のアルゴルを代表とする星が星をかくすことによって全体として明るさが変わって見える変光星があります。

 ペルセウスが持っている怪物メデューサの額で光る星アルゴルの正体は、青白い明るい星のまわりを赤っぽい暗い星が2日と20時間48分の周期で回っています。アルゴルは、ふだんは2.1等星ですが図のように暗い星が明るい星をかくすときに3.4等星にまで暗くなます。このような食現象で変光する星をアルゴル型変光星とよびます。

 

 アルゴルの変光を発見したのはイタリアのモンタナリで、1667年のことです。そして1782年、イギリスのグドリックは、アルゴルの観測を熱心に続け、2日20時間ごとに明るさが変わることを発見し、食のために変光すると考えました。

 グッドリックの仮説は、当時の観測技術では確かめられませんでした。およそ100年後、1889年になってドイツの フォーゲルがアルゴルのスペクトルを観測してグッドリックの考えた正しかったことが証明されました。現在では、アルゴル型の変光星は5000個も知られています。