さそり座 Sco

  さそり座は、太陽の通り道である黄道にあり目立つ星並びであるので早くから作られた星座で、BC12世紀の古代バビロニアの石標に今日の原形が描かれているそうだ。

ギリシャ神話では、オリオンをこらしめたさそりで、その手柄のために星座になったという。日本のような北半球ではオリオンとさそりは同時に空に見えないことになっているが、南半球では西にオリオンが沈む前に東にさそり座が姿を現して1時間ほどの間大空の両側に合対している。

 写真下右の球状星団がM4 左のオレンジ色の明るい星はアンタレス

★α Sco. アンタレス みかけの直径は赤道で0.041"、極方向で0.026"

変光 1733日の周期で0.86等から1.8等まで変光

伴星 7等B4型で離角3” 1819年4月13日にアンタレスが月に隠されたときにブルク(1766-1834)が発見。

赤い1等星アンタレス

 赤くめだつ星・アンタレスの名は、火星に対比するものという意味のアンチ・アレースというギリシャ語から来ています。中国では大火、日本では赤星,酒酔い星などと赤い色に着目した名前で呼ばれていました。 さそり座には青い星が多い。調べてみるといずれも数百光年の距離に有ってどの星も南のほうへゆっくりと動いています。アンタレスや右隣のおおかみ座やケンタウルス座の星々と合わせて100個ほどの星がグループを作っているそうです。これらの星々は同じ頃に生まれたが、アンタレスはとびぬめて大きかったので早く燃料を使いはたして、赤く膨らんだ星に進化してしまったとか。アンタレスの直径は太陽の300倍もあります。もし太陽がアンタレスのような星だったら、地球は太陽に飲み込まれてしまいます。 アンタレスと両側の星を「へ」のようにつないでみましょう。荷物をかついでいるように見えることから、「かごかつぎ星」、「あきんど星」、「サバうり星」、「塩うり星」などとよばれていました。

 夏の夜空、南の空に見える赤みがかった1等星は、さそり座のアンタレスです。アンタレスという名は、「火星に対比するもの」という意味の「アンチ・アレース」というギリシャ語から来ています。中国では大火、日本では赤星,酒酔い星などと赤い色に着目した名前で呼ばれていました。また、アンタレスと両側の星で「へ」の形に見て、商人が荷物をかついでいる姿として「かごかつぎ星、豊年星、親孝行星」などの名があります。両側の荷物が重いので顔が赤くなっているのでしょうね。和歌山ではこれを「塩売り星」とよんだところがあります。

アンタレスのように赤っぽい色の星は温度が低い星です。おりひめ星やひこ星,うしかい座のアルクトゥールスと見くらべてみましょう。アンタレスの距離は、およそ600光年。そして、驚くべきことにアンタレスの直径は太陽の300倍以上もあるそうです。アンタレスのように温度が低くて大きな星は年老いた星です。もし太陽がアンタレスのような星だったら、地球は太陽に飲み込まれてしまいます。

 さそり座には青い星が多い。調べてみるといずれも数百光年の距離に有ってどの星も南のほうへゆっくりと動いています。アンタレスや右隣のおおかみ座やケンタウルス座の星々と合わせて100個ほどの星がグループを作っていて、「さそり-ケンタウルス運動星団」と呼ばれています。これらの星々は同じ頃に生まれたが、アンタレスはとびぬめて大きかったので早く燃料を使いはたして、赤く膨らんだ星に進化してしまったとか。アンタレスの直径は太陽の300倍もあります。 さそり-ケンタウルス運動星団は、1914年カプタインが発見。

★βSco. 2.6-4.9,13.7" さらに9.5等の伴星があることを1879年にバーナムが発見した。

★δSco. 2000年7月に増光した。 個有名「ジュバ」 アラビア語のアル・ジュバハー(ひたい)から来た名前で、さそりの頭の所で光っています。距離402光年、表面温度約25000度、太陽の1500倍もの明るさで光る高温の准巨星(巨星と主系列星の中間の星)です。スペインのファブリガットらによると、7月19日と20日に口径1.3mの望遠鏡でこの星のスペクトルを観測すると、水素の輝線が観測されたそうだ。B0型星では普通は水素のスペクトルは暗線となって現れるが、輝線になっているのは、Be型に移行しているためだそうだ。Be型は輝線を伴うスペクトル型。このような星では、高速で自転する星から遠心力によって放出されたガスが星の周囲に円盤を作り、スペクトルや光度の変化をもたらすそうだ。.....P通信2000_07...iauc7461

δSco.は、スペクトルB型の2.3等星だが、2.0等にまで増光した。変光星や新星以外で眼視でわかるほどの変光があるのは、きわめて珍しい。 2000年6月30日、アルゼンチンのオテロは眼視観測中にこの星が明るくなっているのに気付いた。その後、明るさはさらに増し、7月20日には2.0等に達した。スペクトル観測の結果、この星は水素のHα線が輝線になっているBe型に変化していることがわかった。Be型星は、高速で自転するB型星で、遠心力によって放出されたガスによって星の周囲に円盤が生じていると考えられている。この円盤により、変光したり、スペクトル型が変ったりするので、δSco.でも星からガスの噴出があって増光したと考えられている。 γCas.(2.15等)も1937年に1.6等まで増光した。 ...nao0365